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さて、横展開する先進優良事例を選択したら、そのエビデンスを確認しなきゃね。実践のポイントはどういうことだったかな。
うほ~、〇〇が知りたいよぉ~
今から実践のポイントを説明するよ。項目ごとに、少し間をおいて話すから、あなたは、自分がここをどう理解しているかを、合間合間で頭に思い浮かべてほしい。いいかい。
覚えているかい。エビデンスの最も基本的な定義は、信じることが真実か、推奨することが妥当かを示す、利用可能な事実や体系だった情報ということだったね。
➡そしてエビデンスには3つのタイプがあったよ。
タイプ1は、・・・・・ 何をすべきか?という課題と優先度を見せるエビデンス。
タイプ2は、・・・・・ 効果は確かか?という介入の有効性を見せるエビデンス。
そしてタイプ3は、・・・・・どのように進めるのか?という状況に応じた実装と普及の方法を見せるエビデンスだった。
■表には、それらのエビデンスをどこから収集するのか、■それぞれどんなエビデンスレベルが求められていて、■そのエビデンスが使えるかどうかを評価する指標が何かについて整理しているよ。読んでみて納得かい?
■そして、表には、エビデンスに基づく公衆衛生の7段階において、どんなエビデンスが求められるのか、関連するところを対応させてみたよ。正しい事業実装を正しく行うためには、すべてのタイプのエビデンスを用いる必要があるんだね。
復習のため、エビデンスレベルの表をみておこう。
様々な形式のエビデンスについても、図を出すよ。
肝に銘じておく必要があるのは、我々が使うエビデンスは、単にエビデンスレベルが高いものに限るということではなく、その時、その場で、入手可能な最良のエビデンスを用いる、ということだ。
どうだい、あなた自身の状況に置き換えて、どう動けばいいか、イメージできそうかい?
例を出そう。例えば、こんな場合があるんじゃないかな。
『たくさんあった先進優良事例のなかで、担当地区に活用できそうな活動がみつかった。報告書をダウンロードできたので、皆で読んでみると、活動の前後でアンケートをして数量的に変化を確認していた。住民の声もまとめられてる。引用文献が書いてあったので、それも入手することにしよう!担当者の連絡先も書いていたから、まず電話して聴いてみようかな。』
じゃぁ、この質問に、はいかいいえで答えてね。