
document


story
先進優良事例のエビデンスが確認できて、採用が決まった。いよいよ導入に向けて準備をするパートにきたよ。ここでの実践のポイントはどういうことだったかな。
ほよ~、〇〇ってどういうこと?
今から実践のポイントを説明するよ。内容ごとに、少し間をおいて話すから、あなたは、自分ならこの時どう動くかを、そのあいだにあれこれ考えてほしい。そうそう、どうやってよそから持ってくるかという転用可能性を判断して現場にどうおろすかを考える内容は、別のパートで述べてるから、ここでは省くよ。いいかい。
➡採用を決めたエビデンスのある先進優良事例を、自分のところに適用するためには、まずこれに手をつけたいね。・・・・・
そう、ヒト・モノ・カネは、どんな準備にも必要だよね。
特にヒト。新しいプロジェクトを進めるには、推進母体となるプロジェクトチームやリーダーが必要だ。
そのヒトたちを中心に、モノ、つまり場や設備、教材や資料の準備をする。
そしてカネ。何に予算が必要か、費目を確認し、見積りをとり、予算要求をして予算を確保する流れは欠かせないよ。
➡それを円滑に進めるにはどうしたらよかったかな。・・・・・そう、事業実装の計画を綿密に立てることだね。
スケジュールの管理はどうする?・・・・・そう、工程表やロードマップを活用するのが便利だね。
また、何をいつまでにだれの責任で達成するのかといったゴール管理に関する内容は、そのタスクの重要度とともに一覧表にしておくのがいいね。
忘れてはいけないのが、試行。お試しをどうするかだよ。・・・・・
何が頭に浮かんだかな。事業の一部についてリハーサルしたり、通し稽古をしたり、モデル実施から全面実施へと辿る場合もあるね。
どうだい、あなた自身の状況に置き換えてイメージできそうかい?
例を出そう。例えば、こんな場合があるんじゃないかな。
『評価方法も含み、先進優良事例の具体的な内容が入手できた。職場内でも話し合い、今後、市内で同様の課題を持つ新興住宅地への普及も視野に入れて、5年計画で推進チームを作ることになった。今年度は、私の担当地区でモデル実施することになったので、計画の下案を書いてみるぞ!』
じゃぁ、この質問に、はいかいいえで答えてね。